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お金の関係

第23章 対等



男性「すいません」

詩織「いえ、すぐに出ますから」

男性「…あの」

詩織「はい」

男性「もしかして詩織?」

詩織「…えぇ、そうですけど…」


相席したサラリーマンの男性

男性は詩織の事を
詩織の名前を知っていたが
詩織は男性の顔に見に覚えがなく不思議
だった


詩織「あの…」

男性「何、気づかない?」

詩織「…はいっ」

和也「俺だよ、高校の時、一緒のクラス
だった及川和也」

詩織「及川和也…えっ和也君!?」

和也「久しぶり」


こんな偶然あるのか
相席した人が高校の同級生、及川和也だ
った


詩織「でも和也君、高校の時と雰囲気が
違う、スーツだからかな?」

和也「俺も一応社会人だからね、詩織は
あんまり変わらないね」

詩織「ありがとう」

和也「九条とは今も?」

詩織「うんっ、高校卒業してから結婚し
たの」

和也「幸せなんだな」

詩織「幸せ…うんっ、そうだね…」


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