お金の関係
第5章 罰
白石「申し訳ありません、少し遅れまし
た」
充「…」
詩織「…」
白石「詩織様?」
詩織「あぁ…ごめんなさい…」
充「…」
車に乗り
充の家に帰った詩織
家に戻れば学校でした続きを要求される
と思ったが
充は詩織を部屋に閉じ込めると
その日は一度も部屋に戻って来る事はな
かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
和也「詩織、おはよう」
詩織「…」
和也「詩織?」
詩織「…悪いけど…必要以上話しかけな
いで」
和也「何それ」
詩織「とにかく…話しかけないで…」
和也「…」
充の命令に
納得したワケではなかったが
詩織は充の命令を守り充以外の男子とは
必要以上、話さないよう
接しないようにした
和也「詩織」
詩織「…」
和也「何があったか知らないけど…もし
困ってる事があるなら俺が力になるから
だから…」
詩織「困ってない」
和也「でも」
詩織「困ってないし、それに…あなたに
私を助けるなんて無理だから…」
和也「詩織…」
詩織「…だからほっといて」