お金の関係
第6章 デート
女子「何なのよ…あれっ!?」
詩織「…」
女子「あの子…なんだ、そういう事」
詩織「…」
充の元へ戻る為
来た道を戻っていた詩織
しかしこの時、詩織は気づいていなかっ
た
自分が
あの女子に付けられている事に…
詩織「…」
女子「あの、すいません」
詩織「はい…!?」
後ろから声をかけられ
振り向いた途端、詩織は腕を強く掴まれ
近くの噴水に
思い切り
突き飛ばされてしまった
詩織「冷たっ…何す…!?」
女子「あら残念、かわいい服が台なしね
でもそのブスな顔には不釣り合いな服だ
ったから別にいいわよね」
詩織「これは!!」
女子「それじゃあね~」
詩織「…これは」
頭から足まで全身
びしょ濡れになった詩織
こんな状態で充の元に戻りたくなかった
が
これ以上待たせるワケに行かず
泣きそうになるのを必死に耐えながら
詩織は充な元へ
戻った
充「はぁ…やっと来…!?」
詩織「…」
充「詩織!?その格好、どうし…」
詩織「…ごめんなさい」