
お金の関係
第6章 デート
詩織「充さん…」
充「何?」
詩織「…いえ…何も…」
充「…」
あの時
何故途中でやめたのか
言葉通り、萎えたからやめたと思ってい
たが
本当は違った
あの時、自分が泣いたから
本気で嫌がったからやめてくれたのだ
思い返せば
充はいつもそうだった
詩織が本気で嫌がればやめてくれていた
ずっと…
充「…詩織」
詩織「!?」
名前を呼びながら
充は詩織の首筋にキスをし
右手で胸を触り左手で下着を脱がせると
下半身に
手を伸ばした
詩織「んっ…っ…はっあっ…ん…」
充「…」
詩織「はぁはぁ…あっん…」
声を出してはいけない
頑張って我慢しなければいけない
そう思いながらも詩織は迫りくる快楽に
耐える事が出来ず
もうダメ
そう思った時…
店員「お客様?お客様、大丈夫ですか?
もしかしてこちらの商品に…」
充「いや、問題ない」
店員「申し訳ありませんでした」
詩織「…助かった」
充「…」
