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お金の関係

第10章 入院



詩織「充さんっ…充さん!?」

充「はぁはぁ…くっ…」

詩織「充さん!?」



無理をした結果
充は極度の過労で倒れてしまった
すぐに病院に運ばれ、そのまま数日間は
入院を余儀なくされた充
もちろん
充を看病するのは



詩織「充さん、気分はどうですか?」

充「まあまあかな」

詩織「ご飯ちゃんと食べました?」

充「食べてない、まずい」

詩織「そんな事言って…ちゃんと食べな
いっ…!?」

充「じゃあお前が食べさせろ」

詩織「…またそんな」

充「なんだ、文句あるのか?」

詩織「…ありません」



学校終わり
毎日のようにお見舞いに行く詩織
過労で倒れたのだから
ちゃんと食べて
ちゃんと休んでほしかったが
病院のご飯はまずい、美味しくないと
充はご飯のほとんどを残しているようだ
った
その為
詩織は病院に来る前に毎日
おにぎりやサンドイッチなどを作り
充に食べさせていた



詩織「今日はおにぎりです」

充「中身は?」

詩織「鮭に昆布、梅に明太子、しぐれに
ツナマヨ、どれにします?」

充「じゃあ鮭で」


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