Sky Blue
第3章 出逢い
半ば押し付けられるような形だった。
やる前から何となくは判ってはいたが“生徒会長”なんて名ばかりで仕事は生徒会の雑用みたいなものだ。誰が好き好んでこんなこと……
「そんなにやりたければまだ後期があるだろ…」
長尾から目を逸らし、溜め息を吐くように言う。
「ふざけんなっ!!!」
肩を掴む手に力が入る。制服越しでも食い込む爪の痛さに思わず顔を顰めた。
「どうせまた汚ねえ手使う気だろ!!!」
―――――は?
「惚けた顔してんなよ、汚ねぇんだよ!!担任や女まで味方に付けやがって!!」
怒り狂う長尾の声は大きく、周りの者達の視線を感じる。
「最初っから仕組んでたんじゃねーの?次は隣のクラスの女子や教科担任まで味方に付ける気じゃねーだろうな!?」
長尾の言葉に、絶句し一瞬思考が停止した。
泉が生徒会長になったのはクラスの女子の推薦に担任が便乗した結果だ。
長尾はどうしても泉を悪者にしたいらしい。
これ以上下らない話しに耳を貸すのも付き合うのも、もう無理だった。
誤解を解く気はもうない。最初からそんな気更々なかったが、その思いはより一層強くなった。
もう勝手にしてくれ、好きに誤解でも何でもすればいい……
「離せって言ってるだろ。いい加減離せよ。」
冷静な言い方とは反対に無理やり長尾の腕を振り払った。
泉を睨み付けるその視線は先程より、強力なものに変化していた。
「とにかくもう何でもいいから……書記の仕事早く片付けて。」
一瞬長尾の表情が変わるのを泉は見逃さなかった。それはまるで張り詰めていた最後の糸が切れた様に……
長尾は取り憑かれたかのように、泉に飛び掛かった――――――
やる前から何となくは判ってはいたが“生徒会長”なんて名ばかりで仕事は生徒会の雑用みたいなものだ。誰が好き好んでこんなこと……
「そんなにやりたければまだ後期があるだろ…」
長尾から目を逸らし、溜め息を吐くように言う。
「ふざけんなっ!!!」
肩を掴む手に力が入る。制服越しでも食い込む爪の痛さに思わず顔を顰めた。
「どうせまた汚ねえ手使う気だろ!!!」
―――――は?
「惚けた顔してんなよ、汚ねぇんだよ!!担任や女まで味方に付けやがって!!」
怒り狂う長尾の声は大きく、周りの者達の視線を感じる。
「最初っから仕組んでたんじゃねーの?次は隣のクラスの女子や教科担任まで味方に付ける気じゃねーだろうな!?」
長尾の言葉に、絶句し一瞬思考が停止した。
泉が生徒会長になったのはクラスの女子の推薦に担任が便乗した結果だ。
長尾はどうしても泉を悪者にしたいらしい。
これ以上下らない話しに耳を貸すのも付き合うのも、もう無理だった。
誤解を解く気はもうない。最初からそんな気更々なかったが、その思いはより一層強くなった。
もう勝手にしてくれ、好きに誤解でも何でもすればいい……
「離せって言ってるだろ。いい加減離せよ。」
冷静な言い方とは反対に無理やり長尾の腕を振り払った。
泉を睨み付けるその視線は先程より、強力なものに変化していた。
「とにかくもう何でもいいから……書記の仕事早く片付けて。」
一瞬長尾の表情が変わるのを泉は見逃さなかった。それはまるで張り詰めていた最後の糸が切れた様に……
長尾は取り憑かれたかのように、泉に飛び掛かった――――――
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