Sky Blue
第6章 ガラスザイク
考えて、探して…
いつ見つかるかなんて全く見当もつかないが、それでも永斗は自分なりに考え、答えとまではいかないものの、それに等しいものを見つけてみようと思っていた。
きっとその頃にはこんな約束忘れてしまっているかもしれない。
もし、いつかその答えを見付けることが出来たら、オレ達は…オレはどうするのだろう。
何を得て何を失うのか、
少しは成長出来ているのか、
それはその時になったら嫌でも判ることだ。
考えた所で仕方ない。
「言ってくれて、サンキュ」
そう言うとカズはやっとで永斗と目を合わせた。
「別に……成り行き」
「いいよ。それでも」
見方を変えれば、ずっと一人で悩んでいたカズにとって永斗は心強い存在となった。
これで少なくとも永斗の前では、ハルキのことで落ち込むことがあっても無理して笑わなくてもいい訳だ。心が楽になったことも確かだった。
「………ありがと」
カズが小さくそう呟いたのを永斗は聞き逃さなかった。
「お前に好きなヤツ出来たら教えろよ?」
「気が向いたらな」
「はぁ?ふざけるなよっナット!」
この時間がいい。
この時間が楽だ。
何も考えないで、ただ笑い合って、ふざけている時間が。
カズをからかいながら、ふと、そんなことを思う。
こうしている間は考えずに済むからだ…普段心の奥に閉じ込めていることを。
そして今は何よりガラスのように儚くて、どこか哀しい眸をしたイズミのことを………
――― A continues to the following chapter.
いつ見つかるかなんて全く見当もつかないが、それでも永斗は自分なりに考え、答えとまではいかないものの、それに等しいものを見つけてみようと思っていた。
きっとその頃にはこんな約束忘れてしまっているかもしれない。
もし、いつかその答えを見付けることが出来たら、オレ達は…オレはどうするのだろう。
何を得て何を失うのか、
少しは成長出来ているのか、
それはその時になったら嫌でも判ることだ。
考えた所で仕方ない。
「言ってくれて、サンキュ」
そう言うとカズはやっとで永斗と目を合わせた。
「別に……成り行き」
「いいよ。それでも」
見方を変えれば、ずっと一人で悩んでいたカズにとって永斗は心強い存在となった。
これで少なくとも永斗の前では、ハルキのことで落ち込むことがあっても無理して笑わなくてもいい訳だ。心が楽になったことも確かだった。
「………ありがと」
カズが小さくそう呟いたのを永斗は聞き逃さなかった。
「お前に好きなヤツ出来たら教えろよ?」
「気が向いたらな」
「はぁ?ふざけるなよっナット!」
この時間がいい。
この時間が楽だ。
何も考えないで、ただ笑い合って、ふざけている時間が。
カズをからかいながら、ふと、そんなことを思う。
こうしている間は考えずに済むからだ…普段心の奥に閉じ込めていることを。
そして今は何よりガラスのように儚くて、どこか哀しい眸をしたイズミのことを………
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