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悪魔のくじ引き

第2章 始まり

「そんなの無理に
決まってるじゃない!」




『ふーん、
じゃあずっとここにいればいいよ』




どうして
私はこんなことになっているの?




どうしてこいつの言うことなんかに従わなくちゃいけないの?




誰か助けて助けて助けて助けて




『いっとくけど
誰も助けに来ないよ』




「そんなのわからないわ!
誰かが来てくれるかも…」




バンッ



壁を殴るおとが聞こえた





『来ねえって言ってるだろぅが!
さっきからぴーぴーうるせぇんだよ
とっととくじに従えよ!
従えねぇなら
一生ここで暮らせばいい!』

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