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義姉と弟 禁断の関係

第2章 変態!

あわてて入口に目をやると、そこには秀美が立っているではないか。

淡い色のキャミソールを着た彼女は、黙って立ったまま、腕組みをして、じっと和彦を見つめていた。

和彦は凍りついた。

彼女の今見ているものが、自分の顔なのか、握りしめたショーツなのか、それとも勃起したペニスなのかわからなかった。

だが、秀美の冷たく光る目が、明らかに彼を軽蔑していることを告げていた。

そして、主人の弟が、洗濯前のショーツを使って、今まで何をしていたのかも、当然知っているはずだった。

彼女の美しい顔立ちが、その表情を余計に冷たく恐ろしいものにしている。

和彦はベッドから飛び降りると、床に額をすりつけた。

「すっ……、すみません!」

秀美が、静かに部屋の中に入ってくる。

彼の前に立つ気配を感じたが、顔を上げることができなかった。

きっとあの冷たい目で、彼を見下ろしているに違いない。

「最低」

義姉がやっと口を開いた。

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