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海蛍

第10章 拒絶

「よし。オセロしようぜ!」

「はぁ?トランプじゃねーのかよ!」

「トランプは止め!お前に勝てんから勝てそうなのをするっ!」

「・・兄貴、大人になれよ。」


呆れるハルを無視してオセロの準備を始める雅人。

意外と勝負師だったんだな・・。


なんて2人を眺めつつコーヒー飲みながら暫し休息。


「あ!蛍、俺にもコーヒー!」

はいはい。

あれ・・ハルはいるのかな。

『遥人君は?』

「うぃ~。」

ハルの“うぃ~”はYES。

ありがとうもたまにこれで済まされるから多分彼の中で色々使い分けれる言葉なんだろう。

その内全てが

“うぃ”

になったりして・・。

無理無理。
分かんない自信100%。

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