テキストサイズ

海蛍

第12章 デートと影と私と

そのお店は黒と白基調のお店で。

外では綺麗な庭園が広がりライトアップされてて

定期的に噴水が上がりとても綺麗なお店。

そこの雰囲気が凄く気に入って何かと嬉しい時とかにはこのお店に一緒に来てた。


けど・・何か嬉しい事あったけ?

『何かあったっけ?』

「全然?何もないよ?」


ですよね?
私も別に見当たらない。


「でも一緒に行きたかったんだ。」

と優しく私を見て微笑んだ。


『ありがとう!』

「いえいえ!姫のためですから」

と笑いながら紳士のようにお辞儀をしてみせる雅人。


『うむ。苦しゅうない!』

なんていうやり取りをしながら私達は目的のお店に向かった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ