
海蛍
第2章 2012年 夏
「あのさぁ~」
部屋の奥からハルがこっちを向いて呼びかける。
「どーでもいいけど、コーヒー溢れてっけど?」
『あっっ!!!』
思い出した!!
ハルが来る直前に電源オンしたままだった!!!
普通のコーヒーだと勝手に抽出されるけどエスプレッソ側は手動で止めないと出続ける不便なヤツを使用してた。
エスプレッソが出るまで時間もかかるからとオンにしておいた事をすっかり忘れてた。
私は急いで雑巾を取ってびちゃびちゃになってる所を拭こうとしたその時
「あ!待てっ・・」
とハルが止めるも遅く
『あっ・・つ!!』
私が丁度拭き始めた場所は抽出されたばかりの温度が高い所だった。
色々テンパり状態の私は気付くワケなく、まんまと軽く火傷。
部屋の奥からハルがこっちを向いて呼びかける。
「どーでもいいけど、コーヒー溢れてっけど?」
『あっっ!!!』
思い出した!!
ハルが来る直前に電源オンしたままだった!!!
普通のコーヒーだと勝手に抽出されるけどエスプレッソ側は手動で止めないと出続ける不便なヤツを使用してた。
エスプレッソが出るまで時間もかかるからとオンにしておいた事をすっかり忘れてた。
私は急いで雑巾を取ってびちゃびちゃになってる所を拭こうとしたその時
「あ!待てっ・・」
とハルが止めるも遅く
『あっ・・つ!!』
私が丁度拭き始めた場所は抽出されたばかりの温度が高い所だった。
色々テンパり状態の私は気付くワケなく、まんまと軽く火傷。
