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私がお嬢様!?

第3章 新しい学校

まや「来るに決まってるよ。私たちの
サポート執事のことなんだからね。」


柚目「そうですわね。ありがとうございますわ。
それにしても掃除当番でしょう?高橋。今すぐに
帰った方が、お母様に怒られなくて済みますわよ?」


ゆずちゃんはそう言ったあと、放送マイクに
向かって言った。


《先程は大変すみませんでした。今日の放送は
ここまでにしますので、明日の放送もしっかり
聞いてくださいね。》


そして、マイクの電源(?)を切った。


高橋「すみませんでしたっ!」


高橋は深々と頭をさげた。


まや「いいよ!それくらいの失敗は誰にでも
ある。また今度から頑張ればいいでしょ?ね?」


私はゆずちゃんに「ね?」と言った。
ゆずちゃんは優しいから許してくれると
思ったから………ゆずちゃんの言葉には
びっくりした。


柚目「何度同じことを繰り返すんですか?」


高橋「す、すいません………。」


まや「ちょっ………!ゆずちゃんっ!!!!!
しかも、何度もってどういうこと?」


柚目「まやは知らないかしら?確かにこれが
初めてや、2回や3回目ならよかった。
確かに私だって許したかもしれないわね。
でも………高橋はこれで11回目よ?どれだけ
ミスをすれば気がすむの?私もあなたが
サポート執事だと、困りますわ!」


ゆずちゃんっ………!!


高橋「ですよね………。大変申し訳ございませんでした」


柚目「これは謝れば解決できる問題ではありませんわ。
私とまやのサポート執事も変えてもらわないとね。」


まや「っ………!!!ゆずちゃんっ!」


柚目「なにかしら?」


さすがにあれは言い過ぎだよね?私の思ってること
今全部言って、私は高橋を甘やかしすぎって言われる
かもしれない………。でも!!

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