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男子校にお一人少女

第2章 寮

奏「な、なんだよきたねーな。」


慎「お前、女なのかっ!?」


奏「げっ。な、なんで?」


慎「お前、声に出してたぞ。手紙。」


あっちゃーーーーー。



やっちゃったね。私。人生終わりだわ。


奏「はぁ……。私ってドジばっか。」


慎「やっぱ。女だったんだ?」


奏「うん。いろいろと事情があってね。
それで、なれない男の子の格好させられて
この学校に転校してきたの。」


慎「寮にいるときぐらい、女になっていいぞ?」


奏「ほんと?ありがと。私の名前は松葉舞花。
よろしくね!!」


なんか、こいつ。女の子には優しいかも!


慎「ああ。」


奏「じゃ、お風呂いってくるね!
あー。でも服、女の子のないや。」


慎「なら、これ使えば?」


奏「なにこれ?」

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