テキストサイズ

それでも、私は生きてきた

第44章 釈放と再会の刻

須藤さん。お迎え来ました。


受付からの伝達が届き、

須藤さんに荷物を手助けされながら
待合室から出た。



母の姿を見るのは、
4年ぶりだった。



あ〜ユリ〜!


笑顔の優しい母の姿があった。





きっと、
私は、
須藤さんから
母の真実の言葉を聞かされていて

よかったと思う。


この後、

母の仮面が外されていくのだから。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ