それでも、私は生きてきた
第74章 小さなお星様
暑い真夏の7月。
赤ちゃんとの短い出会いと別れ。
8月には、
私は誕生日を迎える。
赤ちゃんには、誕生日さえも与えてあげる事が出来なかった。
自分の誕生日なんて、
ずっと嫌いだった。
私なんて生まれて来なきゃよかったんだ。
そう思いながらリスカをしていた日々が蘇る。
古い言い方ではあるが、
「言霊」とゆう言葉が頭をよぎる。
良い言葉も悪い言葉も、
自分に降りかかるのだと聞いたことがある。
生まれて来なきゃよかった。
それは、
私の命ではなく
赤ちゃんの命に降りかかった。
私の今までの言霊が、
赤ちゃんの命に降りかかったのではないかと。
自分の過去を1番悔やんだ時だった。
親に向かって、
生まれて来なきゃよかった。
産んで欲しいなんて頼んでない。
そんな言葉を何度も吐き捨てた事を後悔した日もあった。
でも、
その時の後悔以上に、
自分の過去の言葉を悔やんだ。
私の赤ちゃんは、
もう
いない。
生まれてこなかった赤ちゃんの命は、
星になりますよ。
と、聞いた。
夜空を見上げるたびに
私の小さなお星様
赤ちゃん、ごめんなさい。
と。
赤ちゃんとの短い出会いと別れ。
8月には、
私は誕生日を迎える。
赤ちゃんには、誕生日さえも与えてあげる事が出来なかった。
自分の誕生日なんて、
ずっと嫌いだった。
私なんて生まれて来なきゃよかったんだ。
そう思いながらリスカをしていた日々が蘇る。
古い言い方ではあるが、
「言霊」とゆう言葉が頭をよぎる。
良い言葉も悪い言葉も、
自分に降りかかるのだと聞いたことがある。
生まれて来なきゃよかった。
それは、
私の命ではなく
赤ちゃんの命に降りかかった。
私の今までの言霊が、
赤ちゃんの命に降りかかったのではないかと。
自分の過去を1番悔やんだ時だった。
親に向かって、
生まれて来なきゃよかった。
産んで欲しいなんて頼んでない。
そんな言葉を何度も吐き捨てた事を後悔した日もあった。
でも、
その時の後悔以上に、
自分の過去の言葉を悔やんだ。
私の赤ちゃんは、
もう
いない。
生まれてこなかった赤ちゃんの命は、
星になりますよ。
と、聞いた。
夜空を見上げるたびに
私の小さなお星様
赤ちゃん、ごめんなさい。
と。