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それでも、私は生きてきた

第75章 覚悟

その日をキッカケに、

私の頭の中では

様々な思いが駆け巡っていた。


彼と2人で赤ちゃんの事を償い続けよう。と、
思っていた。

でも、
それは
彼に背負わせるだけなのかもしれない。

私の体に宿った命であり、
私の体から引きずり出してしまったんだ。


私が、
赤ちゃんの親なんだ。



私は。

お星様になった赤ちゃんを

1人で償い続けよう、と。


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