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それでも、私は生きてきた

第79章 お疲れ様でした。

涙もなく
怒りもなく…。

お疲れ様でした!

彼の一言を最後に、
私達は別れを迎えた。



これで
彼の重荷が無くなるのかどうかは
わからない。

そもそも
「重荷」
と表現する
母である私を
赤ちゃんは憎んでいるだろう。


赤ちゃんにとって、
彼は
父親なのだから…。






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