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消失感に苛まれながらも

日々生き続けていた。


生きる事の難しさ。
生きる事の苦しさ。


過去に感じていた
「生き辛さ」
が舞い戻ったような
生き地獄を繰り返した。


何度も
刃物を手に
ブルブルと震えた。

リスカをする事で
過去のように
一時的に楽になれるのではないか。

スーパーの買い物が怖くて出れなかった。

酒やガスパン、
欲するものは
いつ、どこでも
手にする事ができる。

部屋の片隅にある
処方された薬達。


何度も何度も
葛藤を繰り返した。


使いたい。
切りたい。



再び蘇る狂気。

こんなにも
使わない、飲まない、切らない日々が
当たり前のように続いていたのに


なぜ

切りたいのだろう。

なぜ

使いたいのだろう。

なぜ

飲みたいのだろう。



あんなにも
苦しんだ依存症の姿。


それなのに…私は…