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それでも、私は生きてきた

第16章 リハビリ生活

任された仕事が
理想通りに進まない不安感。
周りへの嫉妬心も強まり、
劣等感に包まれるようになっていった。

リスカもガスパンも睡眠薬も…
何の為に辞めているのか…
だんだん疑問に感じるようになった。

仕事を思う通りにこなせない
自分自身への怒り。

役立たずになってしまったら、
誰にも頼ってもらえなくなる、と不安になる。


体調の悪い時も
憂鬱な時にも

休む事なく
手当たり次第、目に付く仕事を
やり続けていった。

結果、
私の精神は崩壊した。

目が覚めても、
眠りについても浅く、
再度
なぜ生きてるの?
なぜ生まれたの?
疑問が湧き上がるようになった。

生きづらさの地獄のよう。

何度も何度も
精神科への入退院を繰り返した。

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