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遠い幼なじみ

第6章 中学生活

沙「ちょっともー、みっちゃん!!私待ってたんだよぉ!?」








毎朝一緒に行く約束をしていた沙希と、休み時間学校で合流すると、案の定口を尖らせていた。






「ごめーん………」




沙「しかもあのイケメン兄弟と一緒に登校してるし!!喧嘩売ってるなら買ってあげようか!!?」


「ちょ、落ち着いてよ」




興奮気味(てかもう興奮してる)沙希を必死で宥めると、深い深いため息をつかれた。





沙「ほんっと、家が隣っていいよねぇ。襲いたい放題じゃない」



「何言ってんのあんた」






沙希、可愛くて可憐だが、男の事になるとだらしない駄目な女。

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