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遠い幼なじみ

第6章 中学生活

足早にしばらく歩き、水道の前で止まった。






そこでやっと手を離し、圭ちゃんを見る。









「圭ちゃん、何かされた!?」






圭「いや、特に何も……」





否定する圭ちゃんの目に嘘はなくて、ほっと一息抜けた。










本当にキスされちゃうかと思った…











圭「助けてくれたのは感謝するけど……、あの台詞はどーよ」





「だ、だって、言葉より先に身体出たから、頭真っ白になっちゃったんだもん!」





ああ、絶対あの先輩方に目ぇつけられた。


私の平和なJKライフは終了しました。










クシャッ





「わっ…! な、何??」







途方に暮れていると、圭ちゃんが私の頭を粗雑に、撫でるというよりかき乱した。











圭「まあ…、心配するな。何かされたら俺がに言え、なんとかしてやるから」





「元からそのつもり」





圭「……あ、そ」

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