テキストサイズ

遠い幼なじみ

第7章 デート!!?

そんなこんなで放課後、私は教室掃除をしていた。







沙希は今週給食当番らしく、先に帰った。シャレじゃないよ。








沙希と帰りたかったなぁ……




しかも教室掃除とかマジありえない。(机運びとか黒板消しとか)






でもサボったらサボったで明日一人でやらされるし、やるしかない。早く帰りたいしね。












「はあーあ、浩先輩が応援してくれたらモチベーションMAXなのにぃ~」



浩「美桜ちゃん頑張れー」



「そーそー、こんな風に……















ん??










こ…、浩先輩っ!!??」






後ろを振り返ると、いつの間にか浩先輩が教卓に座ってニッコリしていた。





ああ、その顔反則です。












因みに、なんだかんだで浩先輩の事は諦めていない。



諦めたら私の3年間の思いがパアになっちゃいそうだから。



諦めがつくまで、先輩に思いを寄せる一人のファンとしていようと決めた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ