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遠い幼なじみ

第2章 私の幼なじみ

その後、私は入学式を迎え、浩先輩のご勇姿を拝んだ。



只今沙希と帰宅途中。







「はぁあ~、浩先輩かっこよかったあ~っ!!」



沙「もお、それ何回目?」




「だって、かっこいいんだもの♪」




沙「それ、先輩の前で言いなよ」





それは無理!というと沙希が笑った。







「じゃ。私こっちだからー」


沙「バイバーイ」






手を振って、私は沙希と別れた。





私はルンルン気分で、家路を歩く。






………そういえば、お隣に引っ越して来た人って誰だろ?




母さん、あの子って言ってたし……


もしかして私の知ってる人かも?






……ちょっと、覗いてみようかな。









〔覗くだけ、覗くだけ……〕




そう思いながら、私はトラックの沢山とまっている隣の家にソロソロと寄ってみた。
















「おい」



「びゃっ!!!」







……ヤバい。


バレた!!?






足取りからして、絶対不審者だと思われてるよね…





いや、ここは冷静に。落ち着くのよ。










「は、初めましてっ!!私は隣に住んで……る…………











……え………?」

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