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遠い幼なじみ

第2章 私の幼なじみ

ボスッ



「のわっ!」







菊葉高校の入口は狭く、入ろうとしたら誰かとぶつかった。





「ごめんなさ……







あれ?浩先輩っ!!」





浩「あ、美桜ちゃんじゃん」





謝ろうと顔をあげると、ぶつかった相手は浩先輩だった。





浩先輩は中学生の時の先輩。







………そして





浩「これから入学式?」


「は、はい…///」









私の、好きな人。





顔だけじゃなく、とても優しい。


スポーツも出来て、女子からも男子からも人気者。



頭はそんなに良くないみたいだけどね。







「先輩は?」


浩「部活のオリエンテーション。お互い頑張ろーな!!」


「はいっ!////」





ひぁあっ!
なんて素敵なキラースマイル!!!



私の目はもうハート型です。








浩先輩にバイバイすると、沙希が少しニヤニヤして話しかけてきた。






沙「良かったね~♪」





「うっさい!早く行くよ!!」





私達は引き続き、教室を目指した。

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