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妹えっち!

第15章 困った事になった







 ちゅっ…んちゅ…れろ…



 狭い路地で人目を避けて
 民家の窓を気にしながらキスする



「好きだ璃乃…」
「ん…はぁ…
だめ、もうおしまい…」
「もう少しだけ…」



 深いキスで舌をかき混ぜる

 だめだと思うけど
 気持ちよくて璃乃は逆らえない

 壁に背中をつけて
 絡み合うキスで濡れる



「璃乃…したい」
「え、お昼にした…のに?」
「璃乃んち行きたい」



 気持ちよくてぼーっとしてたが
 すぐに我に返った



「う、うちはだめだよ」
「なんで?
両親いないって言ってたよね」



 確かに親はいないが―…




「ぜ、絶対だめ!」



 お兄ちゃんがいるかもしれない

 Hできるわけがない

 よしんばいなくても、いつ帰ってくるかもわからない



「じゃあここでする?」
「絶対むり!///」



 学校とはわけが違う
 外でエッチなんかあり得ない

 キスだけでも心臓がバクバクして破裂しそうなのに―…



「だったら璃乃んち行こ?
決まりっ!」
「だ、だめなのっ
お兄ちゃんが…」
「大丈夫だって
この時間じゃいないでしょ?
仮にお兄さんがいても
バレなきゃいいわけだし」



 違う、そうじゃない

 お兄ちゃんが哲平のこと
 快く思っているはずがない

 もし自宅に上げたりして
 それを見つかったら



 どんなことになるか想像がつかなかった



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