無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　俺はもう、璃乃が俺を好きじゃなくても璃乃とセックスができればそれでいいと思うようになっていた

　そこに幸せがあったから










　彼氏と別れてくれるなら

　奴隷でも別によかった

　本当の俺は傷つきやすく

　ガラスのような弱さで

　璃乃が彼氏としてるのを聞いただけで死にたくなった










　なぜ彼氏と別れるなどと言い出したのか俺にはわからないが

　もう胸が潰れるような思いをしたくない俺は奴隷になって言いなりになる条件を飲むしかなかった










　俺は本当につまらない男だった

　好きな女の貞操ひとつが

　俺には耐えられなかった