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俺は、ササキが幸福になることを祈る誠実な、正義を愛する無垢な子供の１人だ。

子供の俺から見ても、ササキは幸福になるに値する人間なのだ。

だから俺は俺の両親（裏社会に大勢力を持つ組織のトップなのだ。俺の親父は。）にちょっと頼んで、ササキを俺の通うこの学校に教師として招いた。

俺は俺の口からササキへ、今までの政治家としての働きへの賛辞を述べて、十分に金をくれてやった後に、今回教師として招いた本当の理由を教えてやった。

「ササキ、お前、幸福になれ。ササキ、お前は世の中の女の子から残念ながら愛されなかった。愛されたとしても、ササキは立派な目的のために、それを受け取らなかった。でもな、もういいんだ。ササキ、お前、この学校で女の子を愛し、愛される喜びを知れ。」

ササキは涙を流して俺を抱きしめた。俺はササキの涙を拭いてやって、偽造した教員免許を渡してやった。

ササキは勉強できるから、先生としての仕事の能力に問題はなかった。