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第4章 二ヶ月前




勢いでこの部屋まで来たのはいいが、隣が母の部屋なのに今更実感して、怖い気持ちと知らない部屋を見る好奇心とか入り交じっていた。



この行動を気付かれたくない私の気持ちを察するかのように、この部屋は外の世界を遮断する位の分厚いカーテンが閉められは、全てが閉ざされいるように暗かった。


昼間なんだろうけど、天気すらわからない。



やむを得ず、カーテンを開ける訳にはいかないので、この部屋の電気を付けることにした。



パチ…



部屋は一気に明るくなり、この部屋の表情が見えてきた。



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