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第14章 9:00:00




人間都合良く忘れることが出来るのか?でも私には出来た。

いや、出来ていた。

その何日か経ってから民江がこちらに家政婦として来た。
私の顔を見るなり、"奥様ですか?"と失礼な言葉を吐いては宮本と一緒になって私の監視生活が始まった。

何日も何ヵ月も頭の痛い私は"ノイローゼによるうつ病"と判断され、薬漬けの生活となった。



今、
思えば、
思い出したくも無かった。


頭が痛い……



でも分かってしまった。




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