テキストサイズ

第2章 三年前





「…さ…ん。」




「百合子さ…ん…
いらっしゃる…じゃ…な…い。」




来ないで…


弱って見えるが、凄い力だった。



また…
体が動かない。




ガッ!




「百…合子…さ…ん、い…た…い、くる…し…い……」



と言いながら、私の体を掴み揺すり続け始めた。



恐ろしさと気持ち悪さで声を張り上げたい。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ