テキストサイズ

第4章 二ヶ月前



民江と一緒に流し台へ行き口を濯いだ。

口の中は切り傷でいっぱいになり皮がベロベロに向けてしまい、

濯いでも、濯いでも、口の中が血の味でいっぱいで気持ち悪くなってしまった。
私の行動は不自然すぎて民江が心配そうにじっと私を見ていた。


いつ、突っ込まれても可笑しく無い状況だ。


どうしよう……


今となってはどうしようも無い。
一先ず、部屋で安静にすることにした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ