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本当の恋

第3章 海の過去。


雪「それに…
  無理に忘れなくていいと思うよ。
  マイナスに考えないでいいと思うよ。
  いい思い出にすればいいじゃない。


  偉力と過ごした日々は楽しかったんでしょう?
  輝いていたんでしょう?
  それでいいじゃん。
  今は今しかないんだよ?

  過ぎていってる1秒はもう戻ってこないんだよ?
  その大事な時間を海は過去だけ見てすごすの?


  もったいないじゃん。
  今を見て?
  いつまでも過去のせいで…
  苦しまないで?

  つらい時は…
  ウチがそばにいるから。」

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