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小心者の恋事情。

第8章 不思議な感情。


iPodでお気に入りの倉橋ヨエコさんのうた(←知る人ぞ知る) を爆音で聞きながら、
黙々と淡々と走る。

息が上がろうが
腹いたをおこそうが

とにかく走る。


早くこい。ランナーズハイ!


バイト先を折り返し地点にと目論む私の、2.0の視力にうつりこんだ人物。


『ひじかたわおさん?』


徹夜したんでしょうか。。

魂が半分はみ出てしまっているわおさんが、朦朧としながらコチラに向かってくる。


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