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小心者の恋事情。

第8章 不思議な感情。

カチャ


『さぁ入って下さい。』

今にもぶっ倒れそうなわおさんを促して、わたしもさっきぶりの我が部屋に入る。


『念願の食料です。
ローカロリーなので、眠る前でも平気ですよ。』


それにしても…
無口ですね。



『わおさん?』

「…簡単に家入れちゃって…」

『は?』

「平井さん、僕に何されたかほんとに覚えてないの?」

…何されたか?


『何しましたっけ?』

「…っぷ、
覚えてないならまぁいーけど。
僕にとっても不名誉な事だし(笑)」

『?さっさと食べて仮眠とって下さいね。

無駄に元気でいるのも仕事のうちなんですから。』



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