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小心者の恋事情。

第8章 不思議な感情。


食事を済ませて、
ラグの上に重ねて敷いたバスタオルの上に転がるわおさん。

『来客用の布団なんてうちにはないので我慢してください。』

ちなみに神聖なるベッドは、私以外は踏み込んではいけない境地なのでお貸しするわけにはいきません。




しばらくすると、タオルにくるまったわおさんから、規則正しい寝息が聞こえてくる。


そのリズムに誘われるように私もベッドに入って、ゆっくりと瞼をおろす。


『わおさん、お疲れ様でした。』


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