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堕落少女。

第3章 少女の世話係


ハツナは、メイクボックスを持ってくると、わたしの顔に赤いリップを塗り出した。

「赤は、男を発情させる色だ。はやく貰い手が見つかるとよいな。」

「…。」


貰い手が見つかったとしても、臓器をコレクションしている変態に買われたらすぐにわたしは死んでしまう。


「なんでハツナはここに?」

「俺も売られたんだよ。本来男は変態伯爵や、サーカス、奴隷として売られるんだけど、男は器用だから、オーナーが買ってくれた。」

「そっか…。」

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