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堕落少女。

第7章 少女と少年


なんでそんなに切なそうな声でいうの…?少し戸惑ってしまったが、その間に先客の二人が出てきた。


「あ、ハツナおさき~」

あ…この人。
確かあの売れてしまった子の世話係だった人だ。

もう次の世話する子が決まっているんだ…。

商品が売れたら次の商品を取り寄せて売る。普通のことなのだろうけど、自分もそうなるのだと思うと、怖い。

私が来る前はハツナはほかの子の世話係だったんだよね。

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