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堕落少女。

第7章 少女と少年


あわててタオルを拾うわたしを少し見下しながら

「昨日、気持ちいいって自分で言っていたよね?」

というハツナは、ちょっと目が怖かった。いつもの意地悪な目とはまた違う…。


「き…気持ちよかった…です。」

恥ずかしさを堪えながら本当のことを言うと、ハツナは切なそうな声で

「そっか…。」

とだけ言った。

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