テキストサイズ

青の水

第8章 土曜の情事。

「そろそろ・・・下もさわろっか。」
「あっ・・・」

手が、私の体をなぞり、
ゆっくりと下腹部に下りていく。

ぴたっと、その手が止まる。

「触って欲しい?」
「え・・・」
「触って欲しいの?」

手は肝心のところには触れず、
私の太もも辺りを撫で回すだけ。

「言わないと分かんないな。」
「・・・意地悪・・・」
「ほら、言って。」

指が、軽くなぞる。

「あっ!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ