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青の水

第8章 土曜の情事。

「・・・もっと・・・」
「何?」
下唇をぎゅっと噛む。

恥ずかしい、恥ずかしい。
でも、言わないと・・・。

私は潤んだ瞳で彼におねだりした。

「もっと・・・触って・・・」
言った途端、顔がぼっと熱くなる。

「うん。いいよ。」
麻基は余裕の表情で
指をパジャマの上から強く押し当てた。

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