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青の水

第4章 泊まりの夜

「もう、マジ本当につれないな。」
楽しそうに皿を片付けだす。

「私がやらなくて良いの?」
「やってくれる?
 じゃあ、洗うから、拭いて。」
布巾が飛んできた。

「投げるな。」
「まぁ、まぁ。ほら、こっち。」

ジャーと、水道水が流れる音。
カチャカチャと食器が音を立てる。

生活音。

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