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青の水

第5章 香水。

「いただきます。」
「お代わり。」
「・・・。はいはい。」
席についたばっかりの麻基が
もう一度席を立つ。

「あっ・・・」
その瞬間に正気に戻る。
「いいよ。座ってな。」
相変わらず可笑しそうに笑う。

私は恥ずかしくなって
赤くなって少し俯いた。

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