テキストサイズ

青の水

第6章 金曜日の夜。

「何・・・コレ・・・」
本当に何が何だか分からなくて、
頭がふわふわする。

気持ちが落ち着かなくて、
目の焦点も定まらない。

トクトクと、いつもより速い、
一定のリズム。

「嘘・・・よ・・・」
私は自分の考えを消すために
頭をぶんぶんと強く振った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ