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寝取られ漂流記

第6章 16歳冬その2

「なんだ?今の声」


雅章の耳にも届いてしまったらしい。
晃佑のバカ。


晃佑を睨み付けると晃佑はニヤリと笑ってからまたあたしの耳元で囁く。


「待ちきれなくてぁっ、一人でしてるのぁっ。早くきてぇ///」


途中晃佑に突き上げられながら囁かれた言葉をそのまま発する。


「マジで変態だな。すぐ行ってやるよ」


雅章の方から電話が切れる。


あたしは携帯を制服の上に放って晃佑を睨む。


「バカ。電話中に突く事ないじゃん。しかもあたし変態にされてるし」
「だって面白そうだったし。それに間違った事言ってないでしょ?」
「それは、そうだけど」


言い返せなくなって黙るしかないあたし。


そんなあたしを晃佑は突き上げる。


「まだあいつが来るまで少しあるだろうし、ちょっとだけ楽しもっか?」


晃佑はそう言って大きく腰を振った。

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