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寝取られ漂流記

第7章 17歳春

「じゃあ、今日はこのまま学校ね?」
「そんな」


こんなの我慢出来るかな。
学校はもちろん、通学中だってそう。


声も出したらマズいし、
ちょっと不安。


何が一番不安かと言えば、当たり前だけどローターのリモコンは晃佑の手にある事。


こんなの晃佑が持ってたら、大好きな玩具を手に入れた子供みたいにはしゃいじゃう。


恐る恐る晃佑の顔を見るとニコニコしながらあたしの事を見ていた。


「茜は嫌?」


その顔反則ー。
断るに断れない。


「わかったよぉ」


あたしは諦めて頷いた。

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