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寝取られ漂流記

第7章 17歳春

「じゃあ行こうか?」
「へ?」
「もう時間だし」


言われて時計を見てみると確かにもう家を出ないといけない時間だ。


あたしがゆっくり立ち上がろうとすると、ローターが震える。


「ひゃ///」
「声出さないの」


晃佑に注意されてなんとか立ち上がる。


「じゃ、行こっか?」


晃佑はあたしの手を引いて家を出た。


震えてなくてもそこにあるのが分かるローターは歩くだけでも擦れちゃう。


これで一日過ごすと考えると、


今日は長い一日になりそうだ。

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