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寝取られ漂流記

第8章 17歳夏

最初はドキドキしながらの仕事だったけど、
今ではだいぶ慣れてた。


それでも少しでも油断したら見えちゃうから、気は抜けない。


「いらっしゃいませー」
「コーヒー一つ」
「かしこまりましたー」


無愛想なお客さんにも、もう慣れた。


適当に受け流して相手をする。


「茜ちゃん、休憩行っていいよ?」
「はーい」


店の奥から聞こえてきたマスターの声に、
返事をして、あたしは店の裏手に出た。

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