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寝取られ漂流記

第8章 17歳夏

「ちょ、流石にそれは」


スクリーンの光に照らされる晃佑の表情で、
この先しようとしている事が分かってしまった。


「嫌じゃないよね?」


晃佑は自分の太ももをポンと叩いてあたしを急かす。


「晃佑ってどうしてこんな事思いつくの?」
「茜が可愛いから。茜が興奮してる顔大好きだもん」


そんなの答えになってない。


でも、


確かに興奮するかも。


あたしは晃佑の膝の上に乗った。


少しだけ高くなった座高で周りを見ると、
おじさんが何人かいるくらいで
全員が映画に見入っている。


しかもあたし達とはそれなりに距離が空いてる。


これなら大丈夫、だよね。

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