テキストサイズ

寝取られ漂流記

第8章 17歳夏

「ねぇ」


そんな事を考えていたら突然悲しくなってきた。


別に晃佑との関係が嫌なわけじゃない。
むしろ楽しい。


でもそれも後半年しかない。


晃佑は頭いいし、絶対大学に受かってくれる。


でもそうしたらあたしと晃佑は離ればなれ。


お互い遠距離恋愛が出来るようなタイプでもない。


後、半年しかない。


そう思うと悲しくなった。


「隣、座るね」


晃佑はそんなあたしの思いを感じ取ったかのように、
あたしの隣に座った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ